今日は、珍しく講座が何もない土曜日でした。
トワイライトスクールでいつも講師を招いたり訪問したりして開催される講座は、子ども達が普段の生活では知るよしもなかったような新しい世界に触れる素晴らしい機会だと思います。
バウンドテニスや将棋、茶道など、トワイライトスクールの講座で初めて体験されたという児童も多いのではないでしょうか。
しかし、提供された講座を受講するだけでは受け身になってしまうことも事実。
何かをすることが決まっていない時間でも、子どもは何かしらの遊びを見つけて過ごします。
ですがそこから一歩踏み込んで、「自分たちで企画・運営をしてみんなが楽しめる時間を創造すること」を身に着けてほしいと私は考えています。
そこで以前から講座のない日にはときどき「子ども講座」と称して児童の中から先生を募っておりがみ講座をしてもらったり、児童同士で話し合って何をするかを決めてもらったりしています。
今日の講座は「ドッジボール大会」に決まりました。
私から提案したことは三点。
1. 同じ学年同士でじゃんけんをして勝ち/負けに分かれてチーム分けをする。
2. 各チームのチーム名を考える。
3. 一試合5分の3セットマッチで2セット先取。
そして驚いたことは、予定時刻になったら子ども達自らプレイルームの半分のおもちゃを移動させて陣地が公平になるようにし始めたことでした。
おもちゃを教室の片側半分に寄せて
広いスペースができました。
試合は大白熱。
お互い「勝利」にこだわりすぎて揉め事に発展し途中で反省タイムを挟んだりもしましたが、自分たちの企画を全員で最後までやり遂げることができました。
写真を残しそびれてしまいましたが、勝利チームには先生から手書きの賞状をプレゼント。
今回は「ケンカなく仲良く楽しく☆彡」というわけにはいきませんでしたが、今日の反省を生かせることに期待して、だんだんと上手に運営できるようになっていってほしいと願っています。
そんな子ども達の成長を見守るのも運営指導者の醍醐味ですね。
川原小トワイライトスクール
山本
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