2018年2月3日土曜日

節分ごっこ

今日は2月3日、節分です。

朝のあいさつでは、節分クイズを出しました。

1.節分の名前の由来は?
「わかんなーい!!」
はい、ちょっとむずかしいですね。
「季節」を「分ける」と書いて節分。
明日は立春、春のはじまりを祝う日です。

2.節分の日にすることは?
「豆まき!」
これはすぐわかりました。
豆をまいて鬼退治をします。
豆まきをするときに言う言葉は、
「おにはそと!ふくはうち!」ですね。

3.食べる豆の数は?
「年の数ー!おれ10個ー!」
このあたりは年の数のようです。
年の数+1食べるところもあります。

4.恵方巻の正しい食べ方=3つのルール=
「全部ではないけどぼく言えます!
いただきますからごちそうさままでしゃべらない。
お寿司を切らない。縁を切るって意味になるから。」
「わたしもうひとつ知ってる!恵方巻は、恵方を向いて食べる!」
まさか子どもたちから全部出てしまうとは思いませんでした!
大正解です。
一、食べきるまでよそ見をせず、しゃべらない。止まらず一気に食べる。
一、切り分けず、丸ごと食べる。
一、恵方を向く。

5.では、今年の恵方は?
「南南東!!」
よくできました。
方角は、みんなおうちの人と一緒にスマホのコンパスなどで調べてくださいね。


前置きが長くなりましたが、今日は節分ごっこをします!

本物の豆は用意できなかったので、
午前の外あそびで校内の森のどんぐりを拾い集めてもらいました。
豆ではなくどんぐりなので節分「ごっこ」です!笑

そして各自、「自分の中に住んでいると思うおに」を作成します。

「よごしおに」「おこりおに」など、ひとそれぞれのおにたち。
中には「わたし別に直したいところな~い。」なんて言っていた子もいますが(笑)


みんなのおには木に貼り付けて、いっせーのせ!

「おには~そと!」
「ふくは~うち!」

「おには~そと!」おにに向かって豆(どんぐり)を投げつける!
「ふくは~うち!」トワイライトルームのある校舎に向かって豆(どんぐり)を放る!

これで無事にみんなのおには、やっつけました!
(本来は悪さに芽が出ないよう豆を炒ってから退治します。どんぐりから芽が出ませんように!)


退治したおにたちは教室のホワイトボードの枠外に貼りだしました。
おにになっても自分自身。
ときどき思い出してあげてね。


ちなみに、「おこりおに」を退治した男の子は、
このあと別の遊びで白熱しすぎて早速怒ってしまい遊びの輪から一瞬抜けましたが、
「さっきせっかくおこりおに退治したのに~!」と声をかけると
スッと切り替えて輪の中に戻っていきました。
効果があったみたいです☆


私が幼稚園のとき、「おなかのなかにはおにがいる」という絵本を元に
色を塗って自分のおにのお面を作り、豆まきをするという活動をしたことがあります。
今日は、ふとそのことを思い出してまねごとをしてみました。
川原小の子どもたちは、そんな思いつきにも素直に付き合って
ちゃんと楽しんでくれるやさしい子どもたちです。
みんなが素直なまま素敵な大人に成長してくれますように。


節分の本番は、陽が落ちてからといいますね。
みなさま、良い節分を!


川原小トワイライトスクール
山本